猟犬についてのウンチク

昨日の続きで日本の猟犬について少し調べた。
日本では熊や鹿や猪など、大型獣の狩に欠かせないのが猟犬である。仕事は獲物を見つけたら獲物の行動を制限し、そこに留めておくこと。
使える猟犬とは、こまめに動き、獲物と一定の距離を保ちながら威嚇し続けることのできる犬でなきゃダメ。獲物の攻撃はかわさなくちゃいけない。獲物に突っかかっていって怪我をしちゃうようじゃダメなんです。そんなことになったら獲物は次に猟師に襲いかかってくる。これでは犬と人の信頼関係は築けない。
だから猟犬は昔から体の小さな、ちょっと臆病なところを持ったメス犬がいいとされている。カラダの大きな勇敢なオスは莫迦だからすぐに突っかかっていって怪我したり死んだりしちゃうのだそうな。まあ、さもありなん、ですね。やっぱダメなんだ、オスは。でも、ワタシみたいに臆病すぎるのも考えもの。旦那を置いてスタコラ逃げ出しちゃうかも?信頼関係は一気に崩壊!
ちなみに日本犬の品評会なんかでは獣猟性能を見るための獣猟競技会なども行われることがあるんだって。熊とかを繋いでおいて犬をけしかけてその動きなどを見るらしい。時には流血の事態に至ったりもするんです。ハルchan出ない方がいいよ。