食事量のコントロール

犬達は、おいしいものに目がありません。大抵の場合は、与えれば与えるだけ、おいしそうに食べてくれます。けれども、犬達の求めに応じて与えては大変。
そこで必要になるのが、適した食事量のコントロール。この分量の管理は、飼い主の大切な仕事です。愛犬の喜ぶ顔との葛藤は大きいですが、おやつが多かった日は、フードを減らすといったこと絶対必要!
また、犬達の適正体重を維持するためには、常日頃から彼らに必要な摂取カロリー量の大体の目安を覚えておくのも大切で、その体重で太りもやせもしないエネルギー量を「維持カロリー」といい、電卓で簡単に計算できるそう。
<維持カロリーの算出方法>
(1) 適正体重※を三乗する (2) √を2回押す (3) 70を掛ける(4) 犬の年齢に合わせて以下の数字を掛ける * 成犬(生後1年以上)の場合:1.6 * 4ヶ月以上の子犬:2.0 * 4ヶ月未満の子犬:4.0
つまり、ワタシの場合、一応23kgを適正とすると、23×23×23=12167、これに、√、√で
=10.50、×70=735.18、×1.6(3歳なので)=1176calってコトになるらしい。
実際の給与カロリーについては、成犬の場合、6、7歳以上の中・高年期になると、必要なカロリーが減少してきますので、注意が必要です。
また、代表的なおやつやトッピングのカロリーの大体の数値を把握していれば、日々のコントロールも楽になる。毎日の食事量管理の参考にしてください。
ジャーキー10g=30cal ガム30g=65cal クッキー5g=12cal キャベツ50g=12cal 胡瓜5cm=6cal
ワタシ、ジャーキー50g=150cal、クッキー50g=120calこれだけで270calいってるってコト!
(提供:花王株式会社)
これらの数値はあくまでも目安であり、実際には個体差も大きく、なかなか思い通りにいかない部分もあると思います。例えば、犬達が食べている時に、ちょっと食べるのをやめ、口の周りをペロリっとなめまわす瞬間があります。これは、もうそろそろおなかがいっぱいで満足した印。このサインが出たら、それ以上は、頑張って食べているということです。
こういったサインに気をつけることで、犬達の食生活を管理することも大切なことです。