加隈先生の話 その4 

犬種を選ぶことが、最初のステップ!
「犬のことを知る。犬種の特質も頭に置く。これが、犬と接するうえで最も大切!」。加隈先生は述べられます。
犬の先進国イギリスには、店頭で犬を販売するシステムがありません。ブリーダーさんや、捨て犬の保護シェルターから犬を譲り受けるのが一般的。日本のように、流行犬種も無いそうです。
「日本人の飼い主さんに多いパターンが、犬を衝動買いしたために、あとから問題行動や相性の悪さで悩むケースです。欧米人のように、ライフスタイルにあった性質の犬を選んでから家族に迎えていないので」。 狩猟犬として作出された“テリア”は、興奮しやすく気も強い、いわゆる“テリア気質”を持っています(当てはまる、お友達もいる)。小さいけれど、活動的でタフなのでかなりの運動量が必要。“柴犬”は独立心が旺盛なので、抱っこや、いつもそばにいることを犬に求める飼い主さんには不向きです。
見た目で選ばず、性質で選ぶ。飼い主さんと愛犬、双方のハッピーライフの第一歩は、ここから始まりまるみたい。