プラド美術館展

東京都美術館プラド美術館展が始まった。http://www.tobikan.jp/世界屈指の美の殿堂として知られるプラド美術館は、16世紀以降のスペイン王家によって収集された、イタリア・ルネサンス北ヨーロッパ、スペイン宮廷画家などの絵画に加え、修道院等が所有していた宗教画などをもとに1819年フェルナンド7世によって開設されました。7000点を越える絵画コレクションのなかには、宮廷画家であったベラスケス、ゴヤの生涯を網羅する代表作のほか、ティツィアーノ、ボッス、ルーベンスをはじめとするイタリアやフランドル絵画の一級のコレクションも含まれており、ハプスブルクとブルボンのスペイン王朝の栄華がしのばれます。
今から25年程前、旦那は出張でマドリッドへ単身乗り込んだらしい。当時はフランコ将軍の独裁政権が倒れて間が無く、チョット危ない国だった。このプラド美術館のすぐ傍に陸軍の司令部があって、何も知らない旦那は休日にカメラを持ってウロウロしてたら、機関銃で狙いをつけられてホールドアップさせられたんだって!その時に美術館は訪問したんだけど、撮影禁止のゴヤの大作を、守衛のオジサンが「誰もいないから早く写真に撮れ!」と勧めてくれたので、スペイン人はいい人だ!と思って何枚か急いで撮影したら「黙っててやるから口止め料を・・・」と来た。それ以来、スペイン人は信用できないって言うのが旦那の口癖。