親父シェフ3人

新刊「フランス料理にもの申す」  著者:田代和久・北島素幸・谷 昇 価格:1575円(税込)
豪華な顔ぶれの著者 現在、日本のフランス料理界のトップに立つシェフ3人。それぞれ50代半ばの現在も毎日厨房に立つ根っからの料理人で、自分の店を長年繁盛させ続ける優秀なオーナーシェフでもあります。そんな彼らは若手料理人にとって憧れの存在。本書はトップシェフたちの料理や店に対する姿勢や考え方、ひいては「生き方」を知ることができる貴重な一冊です。
シェフたちが好きなお客と嫌いなお客は?シェフたちの老後は?……など、通常の料理本ではけっして語られることのない、でも実はすごく大切でみんなが悩んでいることについて、料理人を代表して3人の親父シェフが真剣に考え、語ります。
《著者プロフィール》
●田代和久(たしろ・かずひさ) [ラ・ブランシュ]
竹橋の「カーディナル」、銀座の「ブリアン」などで働き、’78年に渡仏。3年間を過ごす。帰国後、銀座「レザンドール」のシェフを経て、’86年に「ラ・ブランシュ」をオープンした。
●北島素幸(きたじま・もとゆき) [北島亭]
高校卒業後、「ロイヤル」に就職。25歳で上京、六本木の「レジャンス」でパティシエとして働く。翌年フランスへ。6年近い滞在中、「トロワグロ」など数々の店で修業する。帰国後、京橋「ドゥ・ロアンニ」、赤坂「パンダグリュエル」のシェフを経て、’90年に「北島亭」をオープン。
●谷 昇(たに・のぼる) [ル・マンジュ・トゥー]
料理学校在学中から六本木「イル・ド・フランス」で働き、そのまま就職。24歳で渡仏、帰国後、数件のレストランのシェフや調理学校の講師などを経て、35歳で再度フランスへ。帰国後、「オーシザーブル」(六本木)などを経て’94年「ル・マンジュ・トゥー」のオーナーシェフに。因みに、旦那のお薦めは「ル・マンジュ・トゥー」。3月に改装オープン。今一番行きたいお店なんだって。