4年目のトホホ

ドンマイ・ドンマイ

旦那宛にショッキングな連絡が入った。ならず者黒ラブ親子のパパから「葡萄がダメですわぁ!」だって。
今から3年半ほど前、共同出資して上等な葡萄の苗を買ったワケ。欲張りな二人だから、黒ラブパパの身内宅の敷地8坪ほどを強引に占拠し、開墾して建築用のパイプで大層ご立派な葡萄棚を作り、土壌改良もしっかりとやって、おまけに旦那は鉄板に立派なワイナリーの看板まで自作したんだって。
専門家に「うまくいっても3年はかかるよ」と言われて、一年目はひたすら我慢、二年目はひょっとしてと期待しつつも、また我慢。黒ラブ家はスィートな葡萄ジャムを、旦那はデリシャスなワインを作る夢を抱きつつひたすらガマン!
昨年漸く結実した!でも、焦って摘花に失敗、しょぼいのが僅か二房実ったのみ。
今年こそは、との期待に押されて春までは順調に生育、連休前に観察すると、他家の葡萄より葉の付きが悪い?僅かな不安は恐ろしく的中するモノで、ここへ来て様態急変!なんとほとんどの枝がカスカスに枯れてしまったってワケ。病気なのか、ブドウ虫なのか、原因不明らしいけど、大元近くに僅かな葉を残すばかりで後はばっさり切り落とす羽目になってしまったらしい。
気がつけば、お手製の豪華なワイナリーの看板もすっかりさびてしまい、まるで西部劇に出てくるゴーストタウンの看板みたいになっているらしい.....旦那さんチョット落ち込んでるみたい。