シューマンの結婚

「きみはわが魂、わが心。きみは、わが喜び、わが悲しみ。きみはわが世界・・・・」。
シュ−マンは、長い恋愛の末に結ばれたクララへの贈り物として、結婚式の前夜、歌曲集『ミルテの花』をクララに捧げた。二人は、1840年の今日、ライプツィヒ郊外の教会で、ささやかな式を挙げた。シューマンは30歳、クララはその翌日21回目の誕生日を迎えるところであった。
日本人はどう間違ってもこんなせりふは言えない。以前、旦那が「マリアは美人だよ〜奥方より美人だよ〜」と言ってくれたことがある。でも、次の瞬間、強烈なパンチが旦那の後頭部に炸裂してたような気がする。